身延山の絶景を見守り続けて60年
昭和34(1959)年8月3日、山川良一(元三井鉱山社長・元参議院議員)・花井瀬三(元三井建設社長)・植村甲午郎(経団連審議会会長)・永田福一(大福証券会長)・田中正治郎(野方学園常任理事)・佐藤虎次郎(衆議院議員)・金丸信(衆議院議員 いずれも肩書は当時)が発起人となり、「日蓮大聖人の聖地身延山にケーブルカーを設置し、参詣者の奥之院思親閣参拝を便ならしめ、併せて地元の繁栄を計る」目的で、当社、身延登山鉄道株式会社は発足しました。
当初、ケーブルカーとして計画された為に「身延登山鉄道」と命名されましたが、設置予定場所の地盤が弱く、山崩れが起きた為、ロープウェイに計画を変更。昭和38(1963)年8月に完成し、同月23日、石橋湛山・元内閣総理大臣、藤井日静・身延山久遠寺第86世法主、望月日雄・久遠寺総務、天野久・山梨県知事、佐野為雄・身延町長ほか来賓諸氏臨席の下、営業運転を開始しました。
平成29(2017)年12月には、開通以来延べ乗車人員が2000万人を突破。令和5(2023)年には開通から60周年。
時代が昭和から平成、令和へと流れる中、身延山ロープウェイは、これからも皆様の奥之院参詣の足として歩んでいきます。
身延山ロープウェイ建設 支索の架線
身延山ロープウェイ建設 山麓駅舎の組み立て
身延山ロープウェイ建設 山麓駅舎ホームの組み立て(1)
身延山ロープウェイ建設 山麓駅舎ホームの組み立て(2)
身延山ロープウェイ建設 ゴンドラの組み立て
身延山ロープウェイ建設 山頂駅舎の組み立て
国鉄身延駅前に立てられた身延山ロープウェイ開通の大アーチ
身延山ロープウェイ 開通のテープカットを待つ藤井日静久遠寺法主・石橋湛山元総理
身延山ロープウェイ開通のテープカットをする藤井日静久遠寺法主・山川良一社長・石橋湛山元総理
身延山ロープウェイ開通 1号車出発 感激の瞬間
身延山ロープウェイ開通 2号車運行